猿板

遊山黒子衆SARUの記録

小屋閉めの剣山遊山 歳暮

山頂の鳥居

 山頂の鳥居を潜り
強い北風が吹き付ける
今季最後の山小屋参り。
◆氷点下の日
 気温は−4℃。
風が強いため体感温度
もう少し下がっているだろうが
山小屋があるから安心して登れる。



               
◆感謝を込めて
 この日和宏さんは
ハガツオとハマチの刺身と
土佐かまぼこ麩付けを荷揚げた。



山小屋からはおでんを頂き
私たちも歳暮のお裾分けを頂いた。
                
和宏さんは一般の方々にも
お裾分けを配りはじめた。
これが日本人の心なのだろうなぁ (^_^)



◆かえり道
 100年前は平均寿命43才で
10年前に85才を超えてやがて
90才そして100才になると言われる。
                    
日本人はひと昔まえは特殊例はあるが
大体の人は50才までに死んでいたから
現在の50才からは別の人生と認識できる。



成長し、学び、働き、子育てを終えて
50才でリセットして新しい人生を始め
今まで造り上げた家庭から社会へ向かう。
私は和宏さんを見ていてそう思えてきた。
                     
 今日はリフトにも貢献しましょう。



 「そうやね 河童ちゃん」
 さあ次は誰と
どこに行きましょうか?


               


  山の背に雲みな白し年の果  原裕