猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

猟師K歯医者さんの山歩き「寒風山」 出会い

「もう終わり頃やろうか」 仁淀川の川岸に咲く合歓の花は 少し色褪せてきたようです。 ◆途中下車 雨上がりの風景を見せる いつもの沈下橋撮影ポイントに 車を停めてレンズを向ける。 朝靄が良い感じですね。 ◆寒風山 晴れの予報の休日は 新しい仲間naoちゃん…

河童の日々遊山 ババグーリの夏

暑い季節を さわやかな気持ちにさせてくれる コットンブラウス ◆梅雨の休日 手紡ぎ、手織りの生地に ババグーリのマークが 色々な場所に刺繍されています。 今年の夏も軽やかにのりきれそう。 ◆草木を纏う 夏遊山の楽しみの一つは なんと言っても下山後の温…

猟師K歯医者さんの山歩き「精霊の森」 帰り道

精霊の森から這い出て 山の神様がいらっしゃる 剣山から連なる稜線に出る。 ◆一の森 空にはすでに涼風と共に 厚い雲が舞い始めている あと2〜3時間かなぁ・・・。 ◆変化のとき 一の森の山頂に立ったとき 積雲が静かに発達し始めていた。 この雲の舞も美し…

猟師K歯医者さんの山歩き「精霊の森」 聖地へ

頂を巻く登山道を離れ 忘れられた修験者の道に入る。 「荷を置いていこうか」 ◆荷を下ろす 大地一面見渡す限り カニコウモリが生える 猟師が精霊が棲むという森 私はこの様な場所は他に知らない。 ◆老木の森 ここには苔むした 老木達が生きている。 長い年月…

tochikoな里帰り 土目覚る

繁忙期が過ぎ 最近はようやく ゆっくりできる時間が持てるようになりました。 そんな休日 久しぶりの里帰り 母が育てた土が目覚める季節が来ました。 畑で♪ じゃがいも とうもろこし すいか 大豆の芽が出ました! 田んぼで♪ おたまじゃくしも(^^) ゆず畑で♪ …

猟師K歯医者さんの山歩き「精霊の森」 涼しさ

銃をカメラに持ち替え 四国の山を追い続けた 猟師が惚れ込んだ森。 ◆森という処 白人は森には魔物が棲むと言い 日本人は神々がおられると言う。 それは狩猟民族と農耕民族の 違いだけとは思えない。 ◆修験の森のこと 開けた尾根道を離れ 修験者の森に一旦下…

猟師K歯医者さんの山歩き「精霊の森」 山滴る

この日登山口に続く 国道を上がる車は少ない。 「河童ちゃん 花の端境期やきね」 ◆緑の旬時 そうですね雨の季節で 花も少ないときですが 大地がまだ温まらず風は涼しい 新緑も良い時期なんですけどね。 ◆涼風流るる 身体を冷ます森の水気が 谷筋から風と共に…

猟師K歯医者さんの山歩き「精霊の森」 朝日影

今回は猟師とっておきの森へ 昨夜は雨が降った様子で 瑞々しい風景に出会えそうだ。 ◆心弾むとき 「河童ちゃん あこは精霊の森やき」 私もそう感じましたよ。 新緑の風景が楽しみですね。 ◆水が造るとき 朝の祖谷渓に白い炎が立つ。 水が織りなす風景は美し…

河童の道具箱 山道具屋として

登山関係各メーカーの 来春夏物の情報が集まり始め 高知岩と雪の峰と作戦会議。 ◆街の避難小屋 「いや〜 参ったなぁ・・」 だよなぁ 悩みどころやなぁ。 いま詳細は言えませんが ショップは益々厳しい状況となりそう。 ◆メーカー直営の昨今 ところでこの新作…

梅雨晴間の奥物部遊山 稜線の風景

山腹を巻く登山道が 大きな倒木に塞がれていたため 道を離れ尾根へ直登することにした。 ◆西熊の森 カヤハゲの尾根に上がれば この森の主である西熊山が現れる。 「緑に覆われて見えても 地面はここと同じやろうね」 ◆驚くこと 「こんなになったがやぁ・・・…

tochikoな山歩き 栃の木の下で

栃は勝負が早い ☆久保影の栃 ここの花も終わっちゅうね。 6月の残花を期待していましたが 川に張り出した枝に 大きな葉だけが風に揺れていました。 ☆mothertree 久しぶりに会いに来ました! いつものように根元でひと休み ここの水を汲むのも久しぶり(^^)/ …

梅雨晴間の奥物部遊山 変わる風景

林道を離れ一旦谷へ下る。 ここから先は山道以外 人の手が入っていない自然林。 ◆長笹谷 10年位前までは いつも同じ風景で迎えてくれた 長笹谷は幾度も土石流に吞まれ 沢登りも躊躇する状況になった。 ◆分け入る 25年ほど前私たちが 初めてこの森を訪れたと…

梅雨晴間の奥物部遊山 林道の風景

さあ行ってくるよ。 今年成人式を迎える愛車Jimny お前と何百回ここに来たっけなぁ。 ◆ただいま かつて年間の休みの半分は この山域に通う年が10年続いた。 登山道のほか沢も登り尽くし 正にここは私たちの住処の様な森。 ◆涼風流れる 登山者もあまり使わな…

梅雨晴間の奥物部遊山 道端の風景

二十四節気の第10「夏至」は 一年で最も日照時間が長い 太陽黄経が90度の時6月21日頃。 ◆物部村 この頃が一番日差しが強いが 気温があまり高くないのは 地がまだ温まっていないためで 時間差が生じ8月頃が最も暑くなる。 ◆里の花 梅雨前線が南に下がった休日…

入梅の銅山峰遊山 口福時

ここで亡くなった方々を祀る 地蔵が鎮座する峠にたどり着く。 今も供えられるシキビに 日本人らしい心が見える。 ◆お地蔵さまの峠 峠に登ると風が変わる。 私達を包む雲が明るく輝き 山の気を肌で感じる事ができた。 ◆満足すること 峠は変化のまっただ中で …

入梅の銅山峰遊山 風の音

ここから上の山域は 廃坑から人が手をつける事なく 全て自然が造り上げた風景。 ◆共生すること 20年前初めてここを訪れた時は もっと視野が開けていたと思う。 雨が多い島国日本の森林は 鳥が種子を運び広がる。 ◆自然の摂理 生い茂った森を抜け 稜線に続く…

tochikoな山歩き はじめまして

先日、友人が働く 職場に行く機会がありました。 「久しぶりやねー(^▽^)」 「最近会わんなったねーけどブログ見ゆうき〜」 と、しばし立ち話の後 「前から紹介したい人がおったがよ〜」 って出会ったのがのぞみちゃんでした。 「はじめまして!いつも猿板見…

入梅の銅山峰遊山 水の音

「どうかなぁ・・・・」 和宏さんは杉林に入ってゆく。 「伸びきっちゅうねぇ」 ◆寄りみち また来年の楽しみでしょう。 人が造った環境に生きる命は 本当に逞しいものだと思う。 ◆苔むすこと 人の暮らしの跡が 緑の中に沈みつつある。 雨上がりの空気の中で …

入梅の銅山峰遊山 残る花

梅雨前線は南に下がった様で 四国山地の奥から足早に雲が ほぐれながら南へ流れてゆく。 今日は変化の風景が楽しめそうだ。 ◆雨上がりの朝 高知道から松山道へ入る。 瀬戸内海へ向い下る法皇山脈に 雨雲が掛かる様子が見える。 いま稜線は荒れているようだね…

河童の日々遊山 NAOTのサンダル

履き心地抜群の イスラエルの手作り靴ナオト。 6/6→13までの受注会です。 ◆TABLE GALLERYへ 前回気に入った靴の サイズが無かったtochikoが 待ちに待った企画展へ。 ◆職人の靴 NAOT(ナオト)は1942年から続く イスラエルの靴職人の集まりです。 ヘブラ…

青葉若葉の剣山 口福の時

前回tochikoと来た時は この鳥居がほぼ埋まっていた。 南国のイメージが強い四国でも 山間部では多くの降雪がある。 ◆ただいま改装中 剣山頂上ヒュッテの リフォームが順調に進んでいます。 主に食堂周りの改善が目的とのことで 新たな居場所での宴が楽しみ…

青葉若葉の剣山 夏雲の翼

山頂直下のご神体を祀る 大剱神社の鳥居は植生の境となり ブナの森はここで終わる。 ◆風に咲く 風雪強い稜線近くに生きる ミツバツツジが花を咲かせ 私たちを迎えてくれた。 ◆変化の兆し 御神体「御塔石」を祀る 大剱神社から空に飛び出す。 「風が変わった…

tochikoな山歩き 山の家

ほんと どれっぱあぶりやろう ここ数年 私の小屋開けはいつも6月だなぁ(寂 「今日は河童ちゃんだけ?」 そう言われたと河童が言っていた。 有り難いことです。 以前、笹ヶ峰に通っていた日 山に登ることよりも そこで待つ山のお母さんに会う事が楽しみだっ…

青葉若葉の剣山 初夏の風

「ちゃんと無いなっちゅうき」 今日も和宏さんはヒマワリの種。 もうここらの鳥たちは 和宏さんを覚えていますよ。 ◆鶯が鳴く そしてネギとハナニラ背負って登る こんな山屋も中々いないだろう。 「ウグイスが鳴きだいたで」 ウグイスってヒマワリ食べるろか…

青葉若葉の剣山 新録の光

晴天に恵まれた登山口は まずまずの賑わいでした。 「この時期が一番良いかもね」 ◆若葉の心 「どればぁぶりやろう?」 仕事が一区切りついたtochikoは 軽い足取りで神社の石段を登る。 そんな彼女を剣山の森は 新緑の香りで迎えてくれました。 ◆新緑の森 山…

青葉若葉の剣山 向かう道

週末は土曜日ワンチャンス。 しかも午前中が勝負の様子。 今年は椎の花数が少ないようで 小雨の夏になりそうな気がする。 ◆雨乞鳥 キョロロ・・・キョロロ・・・・ 祖谷渓の奥からカワセミの仲間 アカショウビンの鳴き声が響き 梅雨が近いことを告げていまし…