猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 木洩れ日

 いつの間にか木が茂り
木洩れ日が差すかよう道に

 ヤマツツジの朱色が
彩りを添えていました。

 

「木陰の道やね」

 野鳥の囀りが聞こえるも
姿は見えません。

 

 緑のトンネルの足元には
小さな昆虫の足跡が見え隠れ

       

 

 薄暗い時期を待っていたように感じました。
小さな虫のひと仕事かねぇ。



 太陽に飛び出すと

      

 

 頂上から見下ろす風景


 緑の森が陽射しを受けて輝く風景が
もうすぐ緑一色になります。

                    木洩れ日に息整へて座禅草  中島正夫