かよう道は
会いに行く道
小さな四季の変化に
再び会えたと感じる道
バトンを繋ぐため
懸命に生きている命に満ちた道は
太陽の光も雲の動きも風も
受け入れる力を持っているものだけが生きる世界が見えます。
オオルリの囀りが近くで聞こえました。
まさかと思って以前見つけた場所を見ると
同じ場所に居ました。
「また会えたね」
木に会いに行くと
それはもう
ひとつの森のようになっていて
根元から湧いている水の底に
小さな命がありました。
幹高く大緑蔭を支へたり 松本たかし