猿板

遊山黒子衆SARUの記録

猫娘剣山系を行く 感じたこと

お疲れ様

 今日12kmを共に歩いた山の妹と乾杯!!
知り合って3年も経っていないのに
ずっと前から知っている様に感じるのは
山で共に力を合わせているお陰だと思う。
◆天幕のこと
 薄いフィルム1枚で得る安心感に
疲れも心地よさに変わってゆく。
どこでも好きな時間を過ごせる自由と
お酒も美味い至福の時を頂いています。

◆夕餐のこと
 今宵は和宏さん差し入れ「豚の角煮」と
山下野菜の炒め物を「飯盒飯」と頂きました。

風を避けたテントに届く風のBGMが
いつしか子守歌に変わる夜でした。

◆自由であること
 いつまでも起きない私達に朝日が射し
外を覗けば女神様が笑っておられました。

「おはよう。」「もう8時やんか(爆」
そんなのんきなお猿の朝はおじやで燃料補給。
 さあ最終日をしっかり歩くでぇ(笑)

◆燕のこと
 最後の日を歩き始めた私達の上を
北風と共に足早に秋の雲が流れ
ヒュルリとイワツバメが空を切る。

「今年も会えたね。」tochikoが燕に語りかける。
人がどう関わろうと自然の摂理は変わることはない。
燕達の真っ直ぐな懸命さに改めて心打たれた
どこまでも澄み切った秋の空気に包まれた朝でした。

                    中空に秋の燕となりにけり  相馬遷子