猿板

遊山黒子衆SARUの記録

冬の終わりの遊山 確かめる

雨のR195

 気圧配置は冬の終わりの不安定なもので
平地は雨ですが寒気が近づく稜線はどうか?
変動が多かった今冬の雪は固く締まってるはず。
そんな希望を持ってのスタートでした。
◆雨のR195
 tochikoと二人で三嶺に向かう
小雨の降る国道から見るダム湖
青い水を満々と湛えていました。
「これって雪解けの水だよね」

◆雨の林道
 旧物部村久保の山間集落には
梅が咲き始め春の訪れを告げています。

林道でも雨は止むこと無く。
あれほど苦労した雪も
すっかり溶けて無くなっています。

◆雨の登山口
 標高1460mの登り口は気温4度で
雨は雪に変わること無く降り続いています。

私達はしばらく空の様子を窺い
今日の行動を決めることにしました。

そんな静かな時の中で
助手席のtochikoは寝てしまい
私も経験の中で満足してしまった様です。
tochikoもそうだろう。 帰ろうか(笑)
  勇気こそ地の塩なれや梅真白  中村草田男