◆道中の道草
今回は森の精霊に会うために、
大川村にある大座礼山(オオザレヤマ1,587m)行ってきました。
早朝高知を発ち、北の山を越え
渓谷添いに四国の脊梁山脈を目指し車を走らせます。
実は高知森林の植林率は90%を越え、
その比率は日本一です。
道中の殆どはその単調で暗い林が続くのですが、
今日は朝日が美しい風景を見せてくれました。
◆一番小さい村
そんな道草をしながら、
やがてダム湖のほとりにある、
土佐郡大川村中心部に着きます。
高知県の北静かな山間部にあるこの村は、
人口487人(17.4.1)で離島を除けば
日本で最も人口が少ない村になってしまいました。
◆登山口
中心部から大座礼渓谷に沿った県道に入り、
ドンドン標高を上げます。
やがて愛媛県との境「太田尾越え」付近にある、
登山口標識に到着しました。
登山口で支度しながら観る大座礼の森は、
心なしか色づき始めている様に見えます。
◆急登
登山道は小さい沢を徒渉すると、
初めから植林帯の急登となり、
解れていない足がびっくりしています(笑)
息を弾ませ葛籠折れを黙々と登る我々を、
道端に咲いているリンドウが、
歩け歩けと励ましてくれているようでした。
さて10年ぶりの山は、
どんな表情を見せてくれるのでしょうか。
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