◆叶う
実は三嶺から下山途中のカヤハゲで、
イワツバメに出逢うことが出来ました。
でも先週ほどの数ではなく、
10羽足らずでした。
前日三嶺の岩場には、
日暮れになっても1羽も帰らなかったので、
三嶺を寝床にしているものではないようです。
(ツバメは必ず巣に帰ります)
◆越冬ツバメ
晩秋や冬にツバメを見かけることがあり、
「越冬ツバメ」と呼ぶこともあるようです。
ツバメは春に帰り、子育てを始めるのですが、
台風で巣が壊れたなどで卵を失い、
再度産みなおしたりすることで、
成長が渡りに間に合わない
若鳥が時々現れるようです。
ツバメは飛んでいる虫を捕まえることは長けていますが、
他の山の鳥のヤマガラやゲラのように、
幹の中にいる虫を捕まえることは出来ず、
従って虫の飛行が途絶える冬を越すことは出来ません。
◆遠い彼方へ
自らが餓死するまで飛び続ける若いツバメ。
その姿を哀れに思った先人が、
無事に冬を越えて欲しいと願い、
「越冬ツバメ」と呼んだかも知れません。
でもこのツバメ達がそうなのかは、
私にはわかりません。
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