冬型の気圧配置が緩み
西からは移動性高気圧が接近。
昼間は四国も穏やかに晴れて
日差しが暖かく感じるだろう。
◆空を観る
立春は暦の上で一年の始め
春の始めとされ暖かくなりはじめ
四国の山にも雪をもたらせた寒波は
東海上に抜け四国もしばし暖かくなる。
◆建国記念の朝
晴天が約束された祝日
tochikoと三辻山を訪れた。
北山から眺める高知市の空は
春を告げる霞に覆われていた。
北山を越えた旧土佐山村の枯山に
菜の花が春の訪れを告げていた。
◆分け入る
まだ早い登り口の気温は5度。
晴れた朝は放射冷却で気温が下がるが
今日は陽射しが届く昼間は暖かく
登山客も多少は訪れるだろうな。
特に春先は朝と昼の気温差が大きく
私たち毛を失った街のお猿さんは
それに対応する備えが必要だろう。
◆雑木の森
登り始めの単調な植林を抜け
山道は大地に陽が届く雑木林に入る。
「芽吹きゆうね」
積もった落葉の間から
草の若葉が開き始めていた。
「どうする?」
今日は直接三辻に行こうや。
もう一つの森は
どんな感じやろうねぇ。
春なれや名もなき山の薄霞 芭蕉