猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 緑水

 かよう梶ヶ森は
水の流れを追う道で

 

 水の音から始まります。


 ゴウゴウと流れる水に野鳥の囀りが重なり
下の谷からアカショウビンの声も聞こえました。

 

 

 朝陽が上方を射す朝
陽が緑を透かし

 風も水も緑に変わります。

 

 

 

 滝をなす
大岩に登る道からは
その枝先が太陽を受けています。

 

 森の中はその光が射し
命で満たされていました。

                    川きゅうの香に流るるや谷の水  其角