猿板

遊山黒子衆SARUの記録

初夏の加持ヶ峰遊山 田植え

                                                   

 高気圧の中心は東海上にあるが
広い範囲で日差しが届きそうだ。
ただ台風の湿った空気が流れ込むと
特に午後は不安定になるかもなぁ。

◆空を観る
週明け日本海に延びる前線が南下し
台風2号が日本の南海を通過する予想。
だが海水温が低くさほど発達しないと思うが
偏西風が運ぶ寒気とぶつかると荒天に?!

 これが季節変わりの天気で
大騒ぎするようなことではない。

 

◆川を遡る

 「今朝涼しかったね」

 五月晴の休日に
tochikoと通う梶ヶ森を訪れた。

 まだ寒気が影響しゆね。

 高知道を降りたR33で
四国三郎吉野川を溯る。
やや水量は少なくなったが
これから雨期に入るからな。

           

 「お山は雲の中」

この辺りは山に囲まれた地形に
吉野川が流れ込んでいるため
特に午前中曇ることが多い。

◆山里に入る
 豊永で吉野川を別れ
支流佐賀山谷川を溯り
山間集落恩田部落に入る。

「草刈りがはじまった」

                                           

 田の神様も
早苗に囲まれ嬉しそうだな。

◆山懐に入る

 木洩れ日も変わったな。

 昨年末の記録的な低温と降雪を
無難に乗り切った最深集落を過ぎ
梶ヶ森山頂に続く林道に入った。

                       

 春が終わり初夏から
仲夏に移ろう信仰の山梶ヶ森は
どんな風景を見せてくれるだろう。

                早乙女の下り立つあの田この田かな  太祇