猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな日常 思い出に出会う

 

山中二男著
山と林への招待-四国の植生遍歴から-

 

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 石灰岩の山、カルストの麓
さざれ石が迎える町の図書館で、懐かしい本に出会いました。

 

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  「題は、私が主として歩いた四国を中心としての、山と林の物語という意味である。山登りと植生について書くことが多くなるが、難しいことはできるだけ言わず、理屈や議論はなるだけ抜きにして、私をとおした、自然と人とのふれあいをつづってゆきたい」本著より                                                

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 お世話になった笹ヶ峰「丸山荘」で何度もお借りし
だるまストーブに暖まりながら山荘のお母さんに思い出話を聞き
そして、幸運にも一度だけお会いできた山中博士

 

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 山登りを始め
私が四国の山の植生に興味を持つきっかけになった本でした。 

 

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 四国の山を歩かれ出会った植物や
人と人との関わりを知り
今まで見ていた風景も違って見え
懐かしい道を歩いてみたくなりました。

 

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                  来世には天馬になれよ登山馬  鷹羽狩