猿板

遊山黒子衆SARUの記録

冬に入る讃岐遊山 雨上がり

                       

 「山まで20分ぐらいですから」

 二日酔いもなくスッキリ目覚めた
翌朝はろくべえさんお勧めの里山へ。

     昨夜はご馳走様でした。

◆朝うどんのこと

 「6時からやっとるんです」

 朝うどんは「こがね製麺所」。
コンビニは競争相手じゃないと言う。

    今朝は 一軒だけですよね。

 僕は2玉かけうどん390円。

  「ここはお揚げも評判です」

 働く人の為と言う塩梅と出汁は
僕ら山屋にもいい感じだな (^_^)

                                                           

◆登り口のこと

 「あの山に登ります」

 坂出市の城山(きやま)は
火山が風化した標高462mの溶岩台地。

      優しい山容ですね。

 讃岐 城山への山道は
菅原道真を祀る黒岩天満宮
鳥居を潜る参道からはじまる。

                       

◆城山のこと  = 坂出市HPより =
  城山は地名のとおり古代山城の遺跡があり
 早くから国指定の史跡となっています。
 また一方で城跡は城山長者の伝説と結びつき
 坂出の昔話として語り伝えられています。

  城山は朝鮮式山城とも神篭石とも呼ばれていますが
 今日では朝鮮式山城に類似する構造の城跡と考えられています。
  朝鮮式山城は7世紀後半頃の朝鮮半島の政治的緊張に伴い
 日本国内の防御体制を整えるために築かれたとされています。

                       

里山のこと

 「初めは急ですが
    稜に上がればなだらかです」

 火成岩から滲み出た雨水で
滑る処もあるがほぼ土道で難はない。

 「見晴らしのいい所が
    幾つかあるんですよ」

                             

 「金比羅さんと讃岐富士や」

 象頭山飯野山が讃岐らしい
山容で土佐の山猿を迎えてくれた。

      いい山ですねぇ。。。(^_^)

                  秋晴の何処かに杖を忘れけり  松本たかし