登り口から容赦なく始まる
急な山道を30分ほど登れば
植林に覆われた峠に出でます。
◆沢へ下ること
石灰石で出来た山より出流
竜頭谷がこの山で唯一の水場。
ここで一本しましょう
まだまだ先は長いですから。
◆竜頭谷のこと
水温が低いほど石灰の溶解は進行し
地下に空洞が開き地下水脈となる。
湧き出した炭酸水素ナトリウム水は
アルカリ性で人も美味しく感じる。
そしてアルカリ水は土壌を育て
石灰が放出するCO2で植物を養う。
「立派なカツラやいかぁ・・・」
そうですね 良い樹形ですね。
◆挑まなければならぬこと
さあ竜頭谷からの登り返しは
足休めのない急な登りが
頂上まで真っ直ぐ続きます。
一時間足らずで駐車場が
はるか眼下に見える。
「この山の登りは
いよいよ遠慮がないねぇ」
そうですね。この山の登りは
全身の運動になりますねぇ(苦笑)
さゞれ蠏足はひのぼる清水かな 芭蕉