猿板

遊山黒子衆SARUの記録

絵日記に書けない夏休み 神かくし

神隠し

 旅の疲れが出たのか
ぶらんこ順番待ちで眠った小猿は
目が覚めたら見たこともない
土佐の山里に立っていました。
◆恵み
 人間界最前線にある山里は
真夏でもクーラーの要らない処。
君たちが住む街で見かけなくなった
「夕涼み」が出来る懐かしい場所。

◆循環
 鮎、鹿肉、野菜にお豆腐。
目の前にある食べ物の殆どは
ここでとれたものばかり。

TVで言っているエコとか循環って
自然が君たちの身体の一部になり
人も自然の一部だって気づく事が大切で
新しいモノを買い続けることではないと思う。

◆花火
 十年は一昔 暑い夏
ふるさとはふた昔 夏まつり

                
 いつまでも懐かしい香り
花火って良い風景だね。

                 山国や空にただよう花火殻 金子兜太
◆朝ごはん
 「ねむいよぉ〜。」これこれ
昨日の元気は何処に行ったんだぁ?

さあ、里の朝ご飯を頂いたら
今日の探検に出発するよ!!