猿板

遊山黒子衆SARUの記録

フスベヨリ谷2009 −鎮−

A·300a

 葉の色が濃くなる夏の沢は
木漏れ日と影のコントラストが
日本的な風景を見せてくれます。
◆SARUは遊山
 SARUの沢登りは稜線まで詰めない。
あくまでも水と遊ぶ事を目的とする
「水遊び」でありたいと思っています。
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◆better is best
 水量が落ち着いた頃
三嶺への登山道に出会い
いつもこの昼食で下山します。

身体は足らないと訴えますが
頑張るbestよりbetterで終わった方が
次に繋がり心地よい様に感じます。

◆至福の時
 全身の筋肉を駆使し
水中での発熱を要する沢登りは
エネルギー消費が激しく
緊張が解れると空腹感が訪れます。

どんな粗末な食事だって
ここでは心と体が芯から温まる。
幸せとはこの様な時かも知れませんね。

◆夏の終わり
 沢で酷使した身体を鎮め
湯上がりの一杯を頂く格別な一時。
窓から見える空の雲は
夏の終わり告げていました。

            遠くにて水の輝く晩夏かな  高柳重信