猿板

遊山黒子衆SARUの記録

八田さんの山岳四季 2008 2.15〜18(往路)

デカザック

 第5期厳冬石鎚天狗岳撮影 その3
18:50 二ノ鎖上部。
 3回トレースを外し「ヘソもがき」があったが、
 「マッ、こんなもんだろう。」
 三ノ鎖小屋直下を問題なくトラバースして、
 いよいよ核心部へ。
 「エッ、なんだこれは!!」
 網目鉄板の上約3mにルートが開かれている。
 雪がない時には、考えられない所だ。
 blog Rankingへ
  こんなの初めてだ。
 これが昔からの厳冬期限定ルートなのだろう。
 (2日後これが間違いだと知る。後日に)
 新鮮なおどろきで、「厳冬期はおもしろ〜い」
 そこを通過すると、ホントの核心部。

                      注:写真はイメージです。
  首下雪だるま状態で
 バケモノ霧氷をはたき落とし、
 樹々の間を抜けた区間の下に、
 話しの通りの靴幅ギリギリのルートが雪の下に開かれている。
  上を通ると樹々と格闘しないといけないので、下を使う。

 ピッケルで確実に確保し、「中歩・カニの縦ばい」
 やれやれ、やっと乗越だ。
 クリスマスツリーしらべの樹間を膝折り通過。
19:15 弥山避難小屋到着
 河童さんに「危険が危ないところがあったけど、
 思ったより早く到着」と一本。
 トレースを付けてくださった皆さん、ありがとうございました。
 おしまい