梶ヶ森の中腹(標高1100m)に
定福寺の奥の院がある。
かつて梶ヶ森は「加持ヶ峰」と呼ばれ
若い弘法大師が修行したと伝えられる。
◆山寺に座す
奥の院の前に宿坊があり
かつてユースホステルとして賑わい
和宏さんの山登りの原点でもある。
ここで冬を越す鳥たちに
今日も和宏さんは置き土産。
◆紅葉川を遡る
ここは幾つかルートがあり
今日は沢を遡るルートを取った。
奥の院から上は
高木が主となり黄葉が多くなる。
◆落葉の音
かつての修験場
真名井の滝のを這い上がり
沢の核心へ入る。
ここは紅葉の名所
紅葉川と名付けられた沢。
確かに落葉をみれば
カエデが多いことが解る。
紅葉の盛りは過ぎた様だが
それなりの一期一会を見せてくれた。
掃かれゆく落葉の中に石の音 上野章子