梶ヶ森の中腹(標高1100m)に
定福寺の奥の院がある。
かつて梶ヶ森は「加持ヶ峰」と呼ばれ
若い弘法大師が修行したと伝えられる。
◆山寺に座す
奥の院の前に遍照院があり
かつてユースホステルとして賑わい
和宏さんの山登りの原点でもある。
繁殖期を迎えた山の鳥に
今日も和宏さんは置き土産。
◆修験の山
この信仰の山には
幾つかルートがあり今日は
沢を遡るルートを取った。
かつての修験場
真名井の滝に上がり
沢の核心へ入る。
◆源流の森
紅葉川と名付けられた
沢を詰め稜線への登りにかかる。
頂上部の稜線は亜寒帯林。
このブナ達の落葉が水を蓄える。
◆口福のとき
いつもの避難小屋で
和宏さんの山食堂と山猫亭が開店する。
山猫さんはお酒の肴を m(_ _)m
和宏さんはささっと
ハナニラを豚肉と炒め終え
お好み焼きを焼き始めた。
「練習してきたき」
「もう一枚焼くでぇ」
旅名残り雲のしかかる立夏かな 飯田蛇笏