猿板

遊山黒子衆SARUの記録

RYOが斬る!! 讃岐うどん前編

RYOが斬る!!

 SARU最強の料理人RYO
かつて皇族の料理も手がけた「匠の舌」が
讃岐うどんの逸品達を斬る!!
◆雨には雨の遊山
 花見遊山は前日からの雨天により
隊長和宏さんの延期の判断。
せっかく休みを合わせたRYOとSumieと共に
讃岐うどんツァーに行くことにしました。

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◆長田in香の香
 麺に残る塩の加減とダシの旨さは絶品。
その秘密にRYOが挑みます。
 「ん?生臭い」意外な一言。
神経を舌に集中し出汁を舐める
「これは血液の鉄分の甘さだろう」

 それは出汁に使う魚の「血あい」だと言う。
茹で汁ごと出す「釜揚げ」には塩分が残る。
その塩の角を鉄分の甘みで和らげる。
逆にその出汁の旨さを塩が引き立てる。

 塩が強く残る「釜揚げ」だから
本来除く「血あい」をあえて残し出汁を引く
理にかなった「技」がそこに隠れていました。
 <長田in香の香「釜揚げ」>
讃岐うどん一(いち)
 強豪店が集中する丸亀地区で
ホッと一息つける「安心のうどん」。

「塩が利いているのは、具のためやね」
確かに天かすを入れると味と香りが浮き出てくる。
「天かす」や「肉」などの具を活かすがために
塩を立てて一歩引いた「鰹だし」
 < 一 「かけ」>
 表に抜き出たものはありませんが
具(他)を活かす「出汁」「麺」の抜群のバランスは
うどん激戦区の出しゃばることのない「技」なのでしょう。
 しかも 技のうどん + 天かす、ネギ自由 + コーヒー =200円  (!_!)b