猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 水の音色

 かよう梶ヶ森は水の道



 少し前の雨で水量を増した滝からは
やや強い音で水が落ちていますが

 滝壺に落ちた水は
また静かな優しい姿となって山郷を潤してくれます。


 

 この時期
そろそろミソサザイが賑やかに囀りはじめる頃

いました!

   

 

 水の音と重なる忙しいミソサザイの囀りは
待っていた音色でした。

 

 蛹も蝶に孵化する時期が来て


 陽射しが明るくなったせいか
木々のシルエットが際立つようになってきました。

 

 もうすぐ葉に覆われる
あと少しの間の水面の空

 

 この景色にも
もうすぐ優しい音色を奏でます。

                   日の当るところ日のいろ春の水  児玉輝代