猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 水沢腹堅

 水沢腹堅 さわみずこおりつめる
沢の水に厚い氷が張り
強い寒気が訪れる頃とされる

 

 久しぶりに
奥物部の雪が見たいね

 

 そんな始まりでした。

 雪はそこそこ降ったような様子でしたが
ゆっくりと締まっていて


 落ちるところに落ちている
そんな様子で締まっていました。

 

 ゆっくり歩みを進め

 

 Mothertreeに会いに行く

 
 一緒に生きているこの森の木々達も

 

 白い雪面に
のびのびと影を落としています。

 

 見上げると
陽の光を浴び笑っているようでした。

                   地の涯に倖せありと来しが雪  細谷源二