かよう道を
何度も歩き1年が過ぎました。
あのヤブツバキも
はじけて実を落とした姿に変わり
南向きの陽射しの暖かさや
北斜面の風の冷たさを感じるようになってきました。
冬枯れの風景が美しい道
春の芽吹きも待ち遠しいけれど
このような小さな越冬芽に出会っているからこそ
春を共に喜べるような気がしています。
葉を落とした木々の間から
北山を越えた棚田が見えはじめる辺りで
白く雪が残っていました。
「いつの雪やろうね」
今日の陽射しは
白い雪が輝いて見える
太平洋と輝く陽射し
土の暖かさ
2023年も山での出会いに満たされた一年でした。
山の北残雪のある天気かな 上村占魚