秋の連休が始まり
三嶺登山口は賑わっていたが
いつもの林道口は我々だけだった。
◆分け入る
「泊装備は久しぶりやぁ!」
体力低下を心配していたtochikoも
何の何のしっかり背負ってるやんか。
一度出来た筋肉は半分の時間で復活する。
◆水のこと
雨上がりの森の空気は
水に満たされてる事を感じる。
山猫さんがはしゃいで
拾っているのは栃のドングリ。
水辺を好むトチノキは
水に運んでもらうため
丸いドングリを実らせる。
◆霧のこと
地球は表面の10分の7が
水で覆われ「水の惑星」とも言われ
人間も約60%が水で満たされている。
だから街で不快に感じる湿気を
自然に還れば気持ち良く感じる。
それは正常な感覚だと思う。
◆花のこと
夏の花は終わり実を結び
今夏の大雨など無かったように
森の暦は正確に秋に向かっている。
数は少ないが
秋に咲く花もある。
ブナの木に巻き付いた
蔓が秋色に染まりはじめていた。
橡の実やいく日ころげて麓まで 一茶