猿板

遊山黒子衆SARUの記録

ろくべえさん歩禅の道「白髪分岐」 結

2次会

 日没後気温が急に下がる
この時期朝夕の防寒対策が肝心。
 テントで二次会にしましょう。


◆三日月の夜のこと
 穏やかな夜だった。
話が弾み腹が捩れるほど笑った。
お月様も夜空で笑っていらっしゃる。



◆夜の鹿のこと
   陽が沈む
  暗くなったら眠ればいい
            = 歩禅<その41> =
                    
 「鹿に囲まれとる!!
   河童さん 鹿だらけ!」
テントの外でろくべえさんが叫ぶ。



鹿には認識がないヘッドライトで
人の存在が解らないのだろうか。
大声を上げても逃げる気配がない。
 鹿は視覚だけに頼っているのか?
                    

 この自然現象には
また一つ気付きを頂いた。



 おやすみなさい。
                    
◆かえり道のこと
 翌日の静かな朝は
燃える次郎笈から始まり
             
いったん雲に隠れた太陽は
大地にレンブランド光線を降ろした。



 山の朝は「おじや」
温もって帰りましょう。
                   


 「tochikoさんのお仕事も
   早く落ち着いたらいいですね」
                    
 あ、 ありがとうございます。



                          山越えて笛借りにくる早苗月  能村登四郎