猿板

遊山黒子衆SARUの記録

森の書斎で 癒される

ごた

 「ゴタがおる!必死で逃げゆうで!!」
tochikoが叫ぶ。(ゴタ=ヒキガエル
この森にはここで何万年も命を繋いで来た
大切な生き物たちが沢山住んでいます。
◆心穏やかに
 そんな森にいると心が癒される。
山間部など自然に近づくほど
住んでいる人達の心や生き方が
穏やかになって行くように感じます。

 ではなぜ自然は人を癒すのか?
それはここに住む沢山の生き物が
その役割を果たすと言われます。
        
◆癒される理由
 動物は地鳴りなどの低周波に不安を覚え
逆に高周波の音に安心感を覚えると言われます。
イルカセラピーはイルカの発する高周波を
利用する治療法である事がその証でしょう。

そしてこの森には高周波が満溢れています。
鳥のさえずりや沢や滝の音も高周波であり
この森の土中に住む無数の微生物も
高周波を発していると言われています。
          
◆癒されたい理由
 それと比べ街はどうでしょうか。
クーラーや冷蔵庫のモーターや車の音。
また同じ距離を落ちる堰堤の音も
滝と違って低周波の音になります。

人工物の発する音の殆どが
低周波であることを考えると
いま街で日々起こっている出来事も
なんだか理解できるような気がします。

「人は自然から離れるほど病気になる。」
医学の父ヒポクラテスの言葉も頷けます。
  手をついて歌申しあぐる蛙かな 宗鑑