猿板

遊山黒子衆SARUの記録

かわずの四方山話 初心?表明

彼

先日、猿板つながりで彼がやって来ました。

四国八十八か所をめぐり香川県入りしたばかり。

二晩を共にした後、彼を送り出し

後日、無事すべて打ち終わったとの連絡がありました。

今は山小屋で働く彼、四月にはふたたび山に帰るとのこと。

うらやましいなぁ〜、と思いました。

その日は、SOTO飯の日。

その騒がしさの中でも彼はひっそりと・・・。

大きくもなく、小さくもなく、ごく自然にそこに居る。

おもしろいなぁ〜、と思いました。

彼の歓迎会もかねた夜のSOTO宴会。

突然、主役の座に座らされた彼の不器用な様。

おっ、いいぞ、と思いました。

翌晩は、彼と二人で近くの24時間営業のお風呂屋さんに泊まりました。

彼が歩んできた道の一部を話してくれました。

な〜んだ、初心に帰ればいいんだぁ〜、と感じました。



自然体を意識した瞬間に自然体に程遠い自分が存在する。

彼を眺める自分を見て、その自分から自分が何かを学んだような・・・

ん!?なんのこっちゃ?

ともかく、この出会い猿板と彼に感謝です。

今年のかわずは一皮むけて等身大になります。



注釈:連載を予定しておりました「ニュージーランド紀行」ですが、着地点が見えなかったため打ち切りとさせていただきます。