猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 春へ走る

「春」  紫舟

 朝まだ暗いジョギングコースを
休日夕方に走り
小さな春に出会いました。
◆告げる
 tochikoの好きな木蓮
葉より先に蕾を立て
凛々しく春を告げています。

◆なごり                             blog Rankingへ
 河川敷にある栴檀
実を残すシルエットは
冬のなごりの風景。

越冬するカモたちの
旅立ちは近いのでしょう。

◆心に咲く
 堤防敷きの花壇の花は
近隣の方々の手のよるもの。

町を明るくと思うその心は
私の心の何処かにある
下町の懐かしい思い出。

◆道端の花
 山に行けなかった
休日のジョギングも

自然の移ろいと人の心にふれた
日々の小さな遊山でした。

         菜の花といふ 平凡を愛しけり  富安風正