猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏花巡礼 カルストの花 前編

四国の高原

 和宏さんのお仲間
katurakoさんと山猟師Kさんと共に
四国カルスト”の花と会いに行きました。
◆南国の高原
 四国カルスト高知県愛媛県の県境
標高1,000〜1,500m長さ25kmに及ぶ
日本最大のカルスト台地です。
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 2億年前海底で沈殿して出来た石灰岩
地表に露出した独特の奇岩風景の他に
貴重な植物の宝庫となっています。
 キスミ
 エビネラン
大川嶺
 最初に立ち寄ったのは
美川スキー場を懐に持つ“大川嶺
山頂部のミツバツツジの群生は
四国最大規模とのこと。

 しかしその開花には少し早かった様で
こちらの方は和宏さんの報告を待つことにして
今日は少し気の早い株の写真と
 ツルギミツバツツジ
お昼の材料を少々頂きました(笑)
 ハリギリ
天狗高原
 稜線の花は少し早かった様で
今度は森の花を求め天狗高原へ。
 この高原は人の生活のために森を失ったものですが
山麓には原生的な森が残っています。

 中でもブナを中心とした巨木の生きる
ケヤキ平”へ花を求めて入ることにしました。
 ヤブレガサ
◆原生林へ
 水はけの良い石灰の土壌に
しっかり根を下ろした巨人達の森は
今、新緑の時を迎えていました。
 クロモジの花