猿板

遊山黒子衆SARUの記録

天狗高原に集うこと 花の園

赤蜻蛉♀

 「上がってきましたね」
山のお母さんが盆トンボと呼んだ
アキアカネが沢山舞っていた。
これが上がると吸血虫がぐっと減る。


◆赤蜻蛉舞う
 高原の涼しい風に
山の鳥も気持ちよさそうに歌っている。
私たちは天狗ノ森を後にして
花の群生地に車を走らせた。



◆樊噲草
 「ありゃりゃ
   まだ早かったみたいやね」
                    
 このハンカイソウは
四国の山間でよく見かける花だが
匂いを嫌い牛が食べないため
競争がなく群生地となった。




 これだけ咲いていたら上等ですよ。
でも満開ならこの様な風景となる。
          =2010.7.20撮影= 
 ささゆりは見頃のようですね。


           
◆姫鶴平へ
 ここで大阪の妹夫婦を乗せた
tochikoの後発隊と合流し
お昼を広げに姫鶴平に移動した。



 標高約1,400m
東西約25Kmに広がる
四国カルスト天狗高原
日本最大のカルスト台地
                  
私たちが天狗高原と呼ぶ
中心部に姫鶴平がある。



                             蜻蛉のあとさらさらと草の音  古舘曹人