猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏花巡礼 カルストの花 後編

森の妖精達

 森の木陰に咲く花達
その楚楚とした美しさに
私は強く惹かれます。
◆萌える
 石灰層の生み出す特殊な条件は
植物にとって厳しい一面もありますが
それを乗り越えた種だけが
貴重な植生を生み出します。
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 淡い日差しを浴びた森の花達
その透き通るような色合いは
森の空気を春に染めていました。
 チゴユリ
◆森の花
 郷土出身牧野富太郎博士が命名した“ヤマトグサ”
それは日本人によって始めて
学名がつけられた記念すべき植物。
 
 ヤマトグサ                   ユキザサ
 そんな土佐の由来の花が咲き
もう私の拙い説明など無用ですよね。
 
 シコクスミレ                  ホウチャクソウ
 
 イチリンソウ              ラショウモンカズラ

 クマガイソウ
◆口福
 森の花見宴が始まります。
皆で持ち寄るのは料理と笑顔。

 山の幸“ハリギリ”は
海の幸“イカ”とバター炒めました。
 
◆湧き水を頂く
 石灰の山は水が美味しい。
水を頂くための“冷や麦”
生姜も石灰石でおろします。
 
 冷たい湧き水でキュンと締めた麺は

 他では味わうことが出来ない
“こし”を生み出しました。
 至福の時