約半年ぶりの三嶺
一泊装備を背負い
山歩き再開の相棒は「河童」と
無骨な「登山靴」でした。
☆気心知れた
鍋割山でも履いていたこの登山靴
実は河童が15年ほど前に
購入していたものが少し大きいと
私が履いてみると何故か?ぴったり(笑)
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履きこなされ、手入れされた質の良い皮が
程よく馴染みます。
☆野に出る
雪融け後の土は軟らかく
ふかふかと湿った土の感触が気持ちいい。
まだ色のない風景の中に
咲き始めたツツジのピンクが目を引き
春は小さな植物からやってきているようです。
☆鹿のコル
私たちが“鹿のコル”と名付けた
鹿のコロニーの変化は衝撃的な風景でした。
稜線に伸びる無数の獣道。
枯れた笹に土は乾燥し
獣の匂いも感じない。
数え切れない程歩いた
その大きな懐の中に居る
ちっぽけな自分だけは感じることが出来ました。
☆深い懐で
でも三嶺はいつものように
どっしりと尾根を張って
私たちの知らない変化も全て受け入れ
笑顔で「おかえり」と言ってくれたように思いました。
ただいま帰りました。