「自然を知る‥には、
森の奥深くその懐に静かに立ち入り、
原始の森の中、間近に獣の気配を感じながら
時を過ごすことだ。
そして可能な限り
生きる手段を森に委ねることだろう。」
by Tengu
◆道具達と
まあ、そうは言っても
我々は毛を失ったお猿さんです。
道具なしでは生きていけません。
今日は河童の愛する「野宿アイテム」を紹介します。
【 burner 】
私は燃料の経済性もありますが
「カートリッジ」がもったいないと思うため
ガソリンバーナーを利用しています。
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MSR:DragonFly
今回は予備に旧友「SVEA123」を持ってきました。
構造がシンプルで10年以上故障知らずなタフなヤツです。
賑やかな音も一人の山では話し相手となります。
Optimus:SVEA123
【 Pan 】
植物が作る「熾き」の出す遠赤外線は米を旨くします。
私は山では飯盒炊飯です。
吊さず「南部鉄の五徳」に置き、石などで圧力をかければ、
低い気圧でもふっくら炊きあがります。
モリタ:丸形飯盒
焚き火料理でも五徳は重宝します。
大人数なら自立する「足つき鍋」の出番です。
「SARUきのこ鍋スペシャルHB(ハードボイル)」
evernew:キャンプ鍋
そして今回は直販所で買った山芋のムカゴを
焚き火用の「アルミパン」で塩炒りして「つまみ」にしました。
柄が長く、厚いアルミを持つこの鍋は
焚き火でムラなくムカゴに火を通すことが出来ました。
DUG:アルミパンセット
【 bedroom 】
森の明かりは炎だけでは足らないので
ガソリンランタンも持ち込みます。
少々かさばり、手間は掛かりますが
その柔らかい光にはいつも癒されています。
Coleman:Dual Fuel Lantern
そして穏やかな天候の「野宿」には
夜露を防ぐ屋根(シェルター)を使用します。
今回、天狗は「シュラフカバー」を利用し
「ハンモック」でほぼ一晩過ごしました。
Black Diamond: Mega Mid
◆人と道具と
「道具」は自然と人を「結ぶもの」であって欲しい。
道具があればこそ見え、感じるものもあり
この風景もブログを通し、沢山の道具を経て
人に伝えることが出来るものです。
日暮れに近づくと共に
空気が入れ替わる様に感じます。
森にいればこそ覚えるこの感触
自分が森の一部になったような「錯覚」が好きです。
さあ野宴だぁ!