猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2007秋の奥物部遊山 今年の色

快走天狗

◆向かう
 今週は森の秋を求めて
天狗と八田さんと奥物部に行ってきました。
(tochikoは所用があり日曜日に日帰りです。)
勿論ポイントは「ヌル谷のナロ」
 香美市物部町「ふるさと物産館」で買い出し中に
電脳秘書ちいがプロデュースした
「奥物部もみじそば」のポスターを発見。
そのお味の方は、今回は時間がなく次回のお楽しみです。
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◆秋の音
 三嶺高知側の光石登山口は車が溢れていました。
毎年この紅葉時期は人気があります。
我々は「ヌル谷」が目的なのでもう少し車を進め
韮生越え林道口に車を置き歩き始めました。

 森の深部に続く林道は秋が始まったようで
トンネルのように覆う広葉樹が作る
落葉の絨毯が敷かれ始め
乾いた気持ちいい秋の音を立てました。

◆今年の色
 対岸の森も秋の錦色に染まり始めましたが
今年は所々に茶色く枯れたものが目立ち
いつもの燃えるような紅葉ではありません。

 先日の頂上に続き山麓も80点かな。
温暖化の影響を肌で感じる昨今。
土佐の山猿は少し不安を感じました。

◆森の中へ
 森の中に入れば紅葉は逆光となり
独特の風景を見せてくれます。

 今日は11月と思えない強い日が差し
コントラストが強く幹が黒く浮かび

上手く紅葉した葉が輝いて見えます。

◆長老のこと
 そんな今年の遅れた秋でも
森の長老「tochikoの大栃」は
紅葉をすませ早々と眠りについたようで
森に大きな青い穴が空けていました。
 でもこれが正確な「森の暦」なのでしょうね。
 ただいま帰りました。