猿板

遊山黒子衆SARUの記録

奥物部カンガケ谷日帰り遊山 其の一

kurokoshusaru2005-11-24

 キノコ日記をちょっと中断し、
奥物部のカンガケ谷に行ってきたので、
記録しておきます。
 今秋ヌル谷で会った知り合いの登山者に、
今年の大雨でカンガケ谷もやられたらしい事を聞き、
ずっと気にはなっていたのですが、
足を運ぶ機会がないまま悶々としていました。
 勤労感謝の日8時半高知発。
物部村大栃から西熊渓谷向けて車を走らせていると、
今年は紅葉してから雨が降っていないせいか、
結構色づいた葉っぱが残って、
落としきった木の枝とのグラデーションがとても美しく、
今週末もまだまだ楽しめそうな風景でした。
 光石登山口11時発 
出来たばかりの看板が傾いているのを横目に、
カンガケ谷を目指しました。
 しかしこの標高になると、殆どの木は葉を落としきり、
景色は冬の風景です。
 でもここに遊山のポイントがあります。
日当たりが良く風さえなければ、
カサカサと鳴る落ち葉の音が心地よく、
正に日だまりハイキングです。
でも雪が降ればこの乾いた音は無くなります。
今時期が絶好のカサカサ遊山の時期でもあります。
日当たりが良い場所を探し、
落葉が積もった地面に腰を下ろし休憩するのも気持ちの良いモノです。
紅葉が終わり行楽客が少なくなったこの時期に、
お弁当を持って是非山に足を運んでみて下さい。
 渓流沿いに進むこのコースから見る本流のフスベヨリ谷は、
土砂に埋まり全く違った風景になっており、
道は数カ所崩壊し、橋まで流されている箇所もありますが、
何とか通過は出来ました。
 さて私がこの山域で一番美しいと思う「カンガケ谷」はどうなっているのか?