猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 青

 奥物部のかよう道は
控えめに咲いたヤマザクラ



 足元の小さな花が迎えてくれました。

 

       

 

 姿の見えない鳥のさえずりが
林道を歩く私達についてきます。

 

 オオルリ

 

 この頃
いつも最初に鳥を見つけるのは
河童です(笑)

 

 冬色から
少し枝先の芽が赤く
早春色になってきた対岸の森を背景に

 

 背中の青
お腹の白とのコントラスト
美しい囀りは

 確かにオオルリでした。

 

 対岸に渡り
森のお母さんに会いに行くと

 大きく越冬芽を膨らませ

 

 いつもの春のように
バイケイソウの芽吹きと一緒に

 

 少しお先にと
芽吹きを迎える準備をしているようでした。

               瑠璃鳥の色のこしとぶ水の上  長谷川かな女