猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 樹の霜

 

  樹氷
大気中の水蒸気が
樹木等に付着した氷の結晶。

 

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  頂上から瀬戸内海を取って見える
北の最前線国見山の稜線部は
樹氷の美しいところですが
この日の氷は違っていました。

 

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 つんつんと尖って付着した
「樹霜」「霜氷」とも呼ばれる現象のようで


キンと冷えた早朝
比較的大気中の水蒸気が少なく
風の弱い時に見られる現象のようです。

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 そういえば寒さを
あまり感じないほどの
風の穏やかな朝でした。

 

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 この日見せてくれた自然が作った
枝を覆う氷の造形
その儚くも力強い白の世界は

 

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 この尾根に立つ
迷いない樹木によく似合う風景でした。

 

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                   少年は小鳥の動き樹氷林  茨木和生