猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 木曽の漆器

表紙 目出度い日

 「麻衣おめでとう!!」
姪っ子の披露宴の前日
tochikoと木曽に帰ってきた。


◆第二の故郷
木曽川に沿う国道から見る
中央アルプスは既に雪化粧。
 「稜線は膝越えちゅうろうね」



上松町のこと
 いつも笑顔で迎えてくれる
山の大先輩木曽の駒ちゃんと
まずは開田の新蕎麦を頂いた。
 「香りが違うねぇ〜♪」
                   
長距離運転の疲れを癒やす
中山道「桟温泉」の湯に浸かる。
 あぁ・・帰って来たなぁ・・。



宿はいつもの「ねざめホテル」
                   
 そして木曽駒さんの笑顔が迎えてくれる。
さあ 改めて
 「ただいまぁ〜!」
      「お帰りなさ〜い!!」



 旅は地酒じゃなきゃね。
木曽のお酒は格別だよ。
                   
奈良井宿「才田屋漆器店」
 翌朝は雨だったが
古い宿場には傘が似合う。



 私のお目当ては
この歴史ある問屋さんの木曽漆。
                    
   奈良井宿漆器、家具問屋。
  一個数百円のお碗から、
  釘を1本も使用していない
  オーダーメイドの指物家具まで



  多彩な漆器商品を取り扱っております。
  木製品のことならなんなりとお尋ねください。
  なぜ安いのか、高いのかを説明し、
  納得した上で、お買い上げいただきたいです。
                    
                    
 私は「美術品」より
「民芸品」が好きだ。
フチと底を麻布で補強した棗の椀。
 今日はこれに決まりやね。



                     栃の実を踏みしが木曾のはじめかな  藤田湘子