和宏さんの花便り　阿波の山から

春を求めて

　阿波のシゲさんと
春の妖精たちを求めて
四国阿波の山に分け入った
和宏さんから花便りが届きました。
◆感じること
　入山者が増えると
貴重な花が減ってゆくのは
四国だけではないはず。
それは寂しい事ですね。

　　　　　　　　　　　　　　
◆学ぶこと
　今年も厳しい冬を耐え
四国の山に住む妖精達は
命を繋ぐ花を咲かせました。

山野草が減って行くのは
人の活動のせいだけではありません。
でもそこで懸命に生きる命は
そこでしか生きて行けないはず。
　　　　　　　　　　　　　　　
その命から得られる学びは
その環境と一緒でないと
得ることは出来ないと思っています。

◆頂くこと
　山菜を頂くことが出来るのは
日本に生きて来た先人の知恵で
「自然保護」と言う今の人の価値観と
一緒に考えるのは野暮だと思います。

そして先人が残してくれたこの喜びを
1人でも多くの子孫に味わって欲しいと
馬鹿で呑兵衛な妖怪は願っています。