猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2012春の信州遊山 中山道を歩く

ねさめホテル

 私達の木曽路のお宿は
上松町町営「ねざめホテル」。
良心的な宿代と温かいおもてなしが
いつも私達を迎えてくれます。
木曽路の楽しみ
 山ブログ界で木曽のお母さんと呼ばれる
木曽駒さんが今回も駆けつけてくれました。
そんな彼女との宴も今回の大きな目的でした。

木曽牛、ニジマスの塩焼き、お蕎麦etc
四季折々の木曽の名物を揃えた「寝覚御膳」と
駒ちゃんの笑顔がいつも私達を迎えてくれます。

もちろん部屋に帰っての二次会も・・・ね(笑)

奈良井宿
 土曜日は関東の大切な仲間
食う寝るくんときぬさんと合流し
二人のお気に入りの中山道の宿場
奈良井宿」へ案内してもらいました。

 江戸時代の五街道の一つ「中山道」は
江戸日本橋から草津宿までを結ぶ
本州中部の内陸側を経由する路線。
「木曾街道」「木曽路」とも呼ばれていました。

 木曽路十一宿の江戸側から2番目
11宿の中では最も標高が高い「奈良井宿

「奈良井千軒」の宿場街は多くの旅人で栄え
下町、中町、上町に分かれていたと言われます。

◆江戸の街を歩く
 現在も重要伝統的建造物群保存地区として
当時の町並みが保存された奈良井宿には
江戸時代からの老舗が軒を並べ

曲げ物、櫛、漆器などの
木曽の木材を活かした木工品や
地蕎麦を振る舞う蕎麦屋
同時から人気があったと言われています。

そんな歴史ある宿場街に
今年も燕が子育てに帰って来ました。

きっと江戸時代から続く燕たちの命も
この宿場街をずっと見守って来たのでしょうね。
    夢殿に今年の燕来てゐたり  米澤吾亦紅