猿板

遊山黒子衆SARUの記録

しまなみ海道大三島遊山 神の島

しまなみ海道へ

 1,800mの山が一気に海に下る
日本有数の地形を持つ瀬戸内海へ。
8月最後の日曜日は和宏さんと
しまなみ海道で遊んできました。
大三島(おおみしま)
 愛媛県の最北にある最大の島
神々を祀る「大三島」向かって
来島海峡大橋」を渡りました。

大山祇神社
 大山祇神社は古い時代から存在し
朝廷から「日本総鎮守」の号を下賜された
日本各地にある山祇神社三島神社の総本社。

境内には天然記念物に指定された
大山祇神社クスノキ群」があり
その中心である樹齢2600年の大楠が
神々しい風格で私達を迎えてくれました。

 また山の神、海の神、戦いの神として
歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社は
源氏や平家などの武将が武具を奉納し

国宝、重要文化財の指定をうけた
日本の甲冑の約4割がこの神社にあります。

◆鷲ケ頭山(436.52m)
 背後には総本社を懐に抱く
大三島の最高峰「鷲ケ頭山」が聳え
古くから「神野山」と言われ
神体山として崇められました。

降雨の少ない内海にある山は
過去幾度も火災に見舞われ
この日美しく咲いた夾竹桃
挫けず回復する自然の力を感じました。

◆内海を臨む
 山頂の鉄塔設置工事に伴い
頂まで車で登ることが可能で
気軽に瀬戸内海の眺望を楽しむことが出来ます。
                     
この日の秋の空気が流れ込む瀬戸内の空は
澄んだ空気中にわき上がる雲たちと
神々の島の眺望を見せてくれました。

               ヒロシマ夾竹桃が咲きにけり 西嶋あさ子