私が生まれた下町を望む
小春日和に包まれた皿が峰を下り
「鷲尾山」を目指す遊山は続きます。
◆鞍部
植生は再び山林に変わります。
この長い鞍部は薪を取ったり
落ち葉を掻いて燃料や肥料にしたり
農民的な森林利用が行われてきました。
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その南に聳える鷲尾山は
かつて土佐藩の薪をまかなう為に
手厚く守られてきた「御留山」でした。
◆鷲尾山(290m)
東西に尾根を張る南嶺の主稜線へ。
宇津野山への分岐に着けば、
鷲尾山の山頂はすぐそこ。
近づくごとに視野が開けます。
家から4時間足らずの頂からは
土佐湾の向こうに太平洋が一望です。
かつて有力豪族の物見台があった眺望は
今日は足摺岬から室戸岬まで見渡せました。
◆足下の口福
家までも歩いて帰る遊山に「乾杯!!」(笑)
太平洋を眺めながら料理する。
こんな身近な遊山も良しですね。
高知市市内から気軽に登れて
眺望の良い鷲尾山は広く市民に親しまれ
天気に恵まれたこの日も
多くの方が訪れていました。
「ほ〜っ!目玉焼きですかぁ(笑)」
◆帰り道
海を感じる小春日和の頂が
あまりにも気持ち良すぎて・・・酔いが回って・・・
寛ぎすぎたようです(笑)
でも帰りの夕陽は綺麗だったなぁ〜♪
小春日や杖一本の旅心 村越化石