猿板

遊山黒子衆SARUの記録

家から遊山09 前編

「あっ河童だ!」「河童だっ!」

 鴨たちが越冬に帰ってきました。
シベリア辺りからの長旅でしょうか?
この小さい身体にも大自然を感じますね。
鏡川 (0m)
 私は家からの短い旅へ
坂本龍馬も泳いだ鏡川に沿って
高知市の裏山鷲尾山に向かって
歩き始めました。
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天満宮 (10m)
 高知市を太平洋を隔てるように
南に並ぶ「南嶺」の山並み。
その北側は筆山の麓にある
天満宮から始まります。

 楼門をくぐり境内を抜ければ
南嶺への「筆山公園登り口」があり
ここからが山歩きの始まりです。

筆山 (118m)
 高知市の中心部にある筆山
ヤマモモ、シイなど巨木の静かな森に
江戸時代の土佐藩主 山内家歴代や
著名な人々の墓所も多く眠り

頂上は開けた公園として整備され
高知市のお城下を見下ろす
眺望を楽しむ事が出来ます。

◆皿ヶ峰 (163m)
 有力者の森を抜ければ
チガヤやススキに覆われた
明るい山容の「皿ヶ峰」が現れます。

ここは全山が庶民の墓所となり
ウチの墓もこの山の麓にあります。

 心地よい風の頂でご先祖様と共に
腰を下ろすことにしました。

                   野の風にながく憩ひて展墓かな  橋本鶏二