猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏口福遊山09秋 秋色を頂く

錦へ分け入る

 台風の被害を免れた四国の森は
葉の痛みが少なくまた急に気温が下がり
近年なかった見事な錦色を見せてくれました。
◆紅葉のこと
 秋の山を彩る紅葉は
木々が葉緑素を幹に仕舞い込み
葉に残った光合成産物の色素で
赤や黄色に染まる現象のことを言います。
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◆秋の光と音のこと     
 夏から秋の色に変わる
紅葉と落葉が始まったシラサの森。

葉は日の光を透かし始め
森の空気を秋に染める。

積もった落葉はカサカサと
心地よい音色を奏でてくれました。

◆そして巡ること
 冬の長い眠りに向かう森は
命を繋ぐ遺伝子を実で結び

森で役割を終えたものも
次の命の苗床となり
新たな恵みを与えてくれます。

◆口福のこと
 秋の恵みは「すき焼き」で頂きました。

自称「飯炊き男」和宏さんの
今日の飯盒炊爨は「栗ご飯」

秋の空の下で霊峰を望み
秋の幸に舌鼓を打つ。
   あ〜口福、幸福〜♪

            青空の押し移りゐる紅葉かな  松藤夏山