1185年2月平家と源氏が
命運をかけ激突した壇ノ浦で
敗北した平家軍と共に
8歳で崩御された安徳天皇には
平氏の残党と地方に落ち延びたとする
伝説が残されています。
◆天辺へ
山道は悲運の幼帝
安徳天皇を祀る頂へ。
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林は次第に明るくなり
奉献石が並ぶ先に
鳥居が見え始めました。
◆御山の社
頂の韮生大山祇神社。
先人はここまで荷を揚げ
御霊を納めたのでしょう。
それはお金や名誉のためでない
ただひたすら祈る純粋な信仰心も
ここに納められているのでしょう。
◆頂
奥の院の裏に三角点があり
今日の遊山はここで終わり。
長く付き合った相棒と共に
腰を下ろしました。
◆帰り道
身も心も軽くなったのに
いつも後ろ髪を引く山。
その御山の清水が流れ込む
物部川を眺め湯に浸かり
余韻を楽しんできました。
ほしいまゝ 湯気立たしめて 独ゐむ 石田波郷