猿板

遊山黒子衆SARUの記録

神ノ山遊山 古の時へ

鷹

裏参道
 ここは毎年冬に訪れています。
いつもはポピュラーな大屋敷ルートですが、
今回は和宏さんお薦めの、
反対側から登る
梅久保コースを取ることにしました。
SARU好みな裏参道ですね。
登り口には標識があります。

◆急登が迎える
 登りはじめから植林の急登です。
ほぐれていない筋肉には
少しキツイでしょうか?
 冬でも落葉しない人口林を、
深い呼吸をしながら、
徐々に体を山にならしていきます。

◆古の道
 体がほぐれ軽くなったと思った時、
かつての生活道に出会いました。
 そういえば植えられた杉は若く、
その人工林の中に大きなアカマツや山桜があり、
かつて人の手が入っていたことを、
感じ始めていたところでした。

 そして竹林が現れ、
それが確信になった頃、
小さい沢沿いの植林に深く眠る
かつての集落跡の石積みが現れました。

◆かつての賑わい
 その忘れられた集落を過ぎ、
若い植林を登り終えた頃、
土俵跡を持つ境内跡の広場につきます。

ここは日当たりの良い絶好の休憩場所で、
静かに耳を澄ませてみると、
かつての賑わいが聞こえてくるような気がしました。
 さあ登りはここからが本番です。
鳥居の向こうに、
神社に向かう長い石段が待っています。

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