猿板

遊山黒子衆SARUの記録

神ノ山遊山 信仰の山であること

御在所山

◆一年の感謝
 今年の登山がケガもなく、
無事に行えたことを感謝するため、
以前紹介した高知県香美市にある、
御在所山」に御参り遊山に行ってきました。
 ここは頂上に「韮生大山祇神社」が鎮座し、
安徳帝平教盛が合祀されていると言われる信仰の山です。

◆平家の言い伝え
 去年登った登山口のある「大屋敷」も、
元「威徳」または「王屋敷」といわれており、
安徳屋敷の跡といわれる水田や、
二位尼(にいのあま)の護持仏とされる
観音菩薩が地下から出現したなど
平家伝説を色濃く残しています。

◆名の由来
 又山名も「五在所山」とも書かれ、
麓の5つの在所を呼称すと伝えられていますが、
元来この山は「宰相山」であり、
平教盛がこの地で逝去し、
山上に葬ったので「御」の字を称えて
「御宰相山」と唱えたのが、
現在の「御在所山」になったとも言われ、
 まあ、どちらにしても、
古くから地元の厚い信仰の対象であった
神の山であることには違いありません。

◆今回の仲間
 今回はメンバー和宏さん主催で、
いつもの山友達秋岡さんと、
店長、魔王に続く第三の男RYOが参加しました。
 彼は元高知を代表する料亭の花板で、
料理人の多いSARUの中でも、
最高峰であることは間違いありません。

 ただ今回は和宏型遊山ですので、
彼がその腕をふるう場面はありませんが、
本格的にSARUとして活動するに当たり、
山神様に御参りする良い機会でした。

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