猿板

遊山黒子衆SARUの記録

春の福寿草遊山  後編

kurokoshusaru2006-03-23

和宏さんが話していた平井 滋さんは、
「剣山クラブ」に属し、
この日はボランティアで、
道標や山道の整備をされていて、
和宏さんが話しかけると、
全く初対面の我々の
案内を快くかってくれました。
 又、平井さんは草木の造詣も深く、
案内がてら色んな事を話してくださり、
福寿草は90番鉄塔の周辺と頂上直下が知られているのですが、
西三子山のとっておきの福寿草群生地に案内してくれました。
 そこは訪れる人間が少ないのでしょう、
鹿のコロニーになっているようで、
鹿の食痕や寝床の跡が沢山あり、
天寿を全うした鹿にも出会うことが出来ました。

「うわー!凄い・・」
案内された場所は、ちょうど花の盛りで、
地面の至る所、踏み場に困るくらい、
福寿草が黄色い可憐な花を咲かせ、
皆、踏まないように、
撮影や鑑賞に苦労していました(苦笑)

福寿草は十分堪能しました。
頂上に続く長い斜面登り、
頂上でちょうどお昼になりました。
 さあ、ここからが和宏さん達の本番です。
秋岡さんのザックから出るわ出るわ、
焼き豚、ウドの酢味噌和え、煮込み卵、ソーセージ、漬け物etc
さらに、この日のメインは、
公文さんが捕ったシシを、
和宏さんが前の日からじっくり煮込んだ
おんちゃんコラボ猪汁です。
(勿論私のザックからは大量のビールが(苦笑)
これには、平井さん初め、
この日山に登って来られた方々もびっくりしていました。(笑)

今回の遊山の収穫は、
福寿草を初め春の訪れを感じた事だけでなく、
何と言っても平井さん達、山を愛する方々とのふれあえたことが、
一番の頂き物であったと思います。
山の神様楽しい一日をありがとう。