猿板

遊山黒子衆SARUの記録

春の福寿草遊山  前編

kurokoshusaru2006-03-22

冬山も終わり、
今回は、春を告げる福寿草に会いに行ってきました。
四国の福寿草は、大豊町南大王の「福寿草の里」や、
徳島県 祖谷山村の寒峰が有名なのですが、
今年も去年、和宏さんに教えてもらった、
徳島県那賀町西三子山(にしみね山 1349メートル)に、
「和宏さんと愉快な仲間達」公文さん、秋岡さんと共に、
ご一緒させて頂きました。
 今回のSARUメンバーは、
Dr魔王、tochiko、チー、水コオロギ君、MADOKAと私の6名で、
今回は医師付安心登山です(笑)
 高知から車で2時間半かかって着いた登山口には、
昨今ガイドブックなどで有名になったせいでしょうか、
この日も多くの登山者が訪れているよで、
林道脇に沢山車が置いてありました。
さあ、身支度が出来たら出発です。
 登り初めのきつい植林の登りの後は、
落葉した雑木林の明るい保線道に出会い、
快適なハイキングコースに変わります。

 ここは、かつて炭焼きの為に伐採されたそうで、
森も若く、土が少なくても生える事が出来る、
リョウブや、アセビなどが、
森を再生し始めています。
足下にはシコクブシトリカブト)の若葉が、
春の訪れを告げていました。

でもシコクブシは可愛い花を咲かすのですが、
それはまだまだ先の秋のお楽しみです。
 気持ちの良い日だまりのなか、
頂上が見える途中の鞍部に到着しました。
ここからは雲早山から高丸山の稜線が、
くっきりと手にとるように見える絶好の休憩ポイントで、
和宏さんは、見知らぬ方と親しげに話を始めました。
実は、この方が今回の遊山のキーパーソンになるのでした。