猿板

遊山黒子衆SARUの記録

微生物たちの歌

kurokoshusaru2006-03-20

 今週末は、無農薬有機農業「山下農園」に、
県庁フレンドのK・Kコンビと、
SARUのtochiko、恵一と共にお邪魔し、
山下農園で働く3人の若者達と共に、
農作業のお手伝いのようなことをさせて頂きました。

 実は私は以前から、山で感じる不思議な体験を、
この山下農園でも感じています。
それは、先週「不入山冬枯れ遊山」で書いた、
不思議な深い眠りと共通する、
心身が癒されていく感覚です。
それは、私は自然界にいる微生物によるものであると、
密かに確信しています。
 自然界の生き物は、地鳴り、津波などが発する低周波には不安感を覚え、
自然の滝や、イルカなどが発する高周波には安心感を覚えると聞きました。
ある文献によると、土中にいる昆虫や、微生物は、
人間には聞き取れない高周波を発しているという。
正に微生物は歌っている
それが、生き物や人間の精神を癒すのだと考えています。

 人間界は自然から離れた都市部ほど病や犯罪は増え、
田舎に行くほど人々は穏やかになりますが、
私は単に人口の差だけでは無いように思います。
 現在の自然を廃した農業には、
賛否両論様々な意見があり、
私には、詳しいことは解りませんが、
自然に近い場所に身を置く事は、
体や精神が癒される事は実感しています。
 ここの微生物と対話し、土作りを大切にする農園で、
若者達が笑顔で働いているのは、
もちろん山下ご夫妻の力によるものが大きいと思うのですが、
微生物に沿った農業を目指している、
山下さんの畑の中で、元気に歌う微生物たちの歌が、
人間の心に届いていると私は思います。
そんな場所に、今後も身を運びたいと考えています。